「ステーキでも揚げ物でも、好きなだけ食べていいですよ。ただし炭水化物以外なら。」と僕は患者さんたちに伝えています。でも、この糖質制限に耐えられない患者さんが大変多いのです。これは立派な中毒症状。僕は10万人以上の糖尿病患者さんたちと接するなかで、日本人がいかに炭水化物中毒に陥っているかを目の当たりにしてきました。本書は、日本ではまだほとんど知られていない「炭水化物依存症」の実態を知り、そこから抜け出すための本です。