室内栽培のできない唯一のキノコとして、これまで林地での発生可能性・年数もよくわからなかったマツタケ生産だが、本書では林地の分類把握によって適地なら5~10年と果樹なみの早さで発生が期待できる集約的な施業体系を紹介。ほとんど人が入らなくなった山林を活かし、現段階でわかっている最新の生産技術を駆使する。輸入ものとの二重価格構造ができ上がっている中、一獲千金をねらえる地域起こしのための一冊。