本書は「祝祭の100年」をテーマとした論集である。事典的に項目を説明した100年の推移の解説書ではなく、日本の生活文化のなかで日常生活をリズムづけてきた非日常である「祭り」の共同研究を、古い開始年代をもつ祭りから、最近生み出されたばかりの祭りまで、その推移を念頭にいれて、比較考察した。