自分たちの町の伝統的な町並みをどのように保持するのか、近くの新しくつくる公園をどのような公園にするのか、家屋のデザインをコミュニティが規制すべきかそうすべきでないのか、そのようなことを自分たちで考える責任が、私たちに課される。本書は民俗学の立場から、そのような課題に応えていく。