『読書人の没落』においてドイツ大学知識人の教育・文化・イデオロギーを斬新な視覚から解明した著者が、世紀転換期のフランス大学知識人界の思想を、この時期の教育と階層構造の変動を視野に入れつつドイツとの比較のもとに解明する知と教養の歴史社会学。知の歴史社会学に新生面を拓く。