〈善〉の存在論――。人間という主体についての近代的な理解、すなわち〈近代的アイデンティティ〉の複雑さと豊かさ、偉大さと危うさがいかに形成されてきたかを、隠れた道徳的立場とともに明らかにし、その真価を救出。共同体主義・多文化主義で知られるテイラーの主著、待望の邦訳。