21世紀は日本がアジアと共に生きることが今よりもはるかに重く問われる時代、アジアと共に進むこと、アジア各国との相互理解がますます必要とされる時代であると間違いなく言えるように思われます。しかし、繰りかえしますが、アジア諸国の基層そのものといえる農業や農村の様相を知ることなしには、アジアの理解はまず不可能と言わざるをえないのです。