• 著者舞阪洸/著
  • 出版社富士見書房
  • ISBN9784829119389
  • 発行2007年0月

火魅子炎戦記 9

突き上げるような衝撃が、琵琶島に単身残った艦長・魅壌を襲う。円柱が曲がった。投影板が砕け散った。各種配管類が外れ、ばらばらと降ってきた。飛行要塞・琵琶島の最後はもうすぐそこ。死を覚悟した魅壌が、平八郎に心中で礼を述べたその時-強烈な白い光が司令室に満ち、彼女の体を包んだ。-激しい地震いによる琵琶島の墜落が、戦局を激変させる。人工湖の底で必死に兵を立て直す平八郎。九峪の命を受け琵琶島偵察に赴く志野、香蘭ら。凶報に崩れ落ちる彩花紫王女。そして見慣れぬ場所で目を覚ました魅壌。彼ら彼女らが遭遇する、常識を超えた事態とは!?古代和風ファンタジー、禁断の扉が開く第二部第九弾。

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