我らがタイラーと宇宙軍の男性全ての憧れの君、ユリコ・スターがシリーズ開始以来3巻目にしてついに結婚。新婚旅行に…といきたいところだが、帰還命令が下ってしまった。暴走した新造戦艦「信濃」の破壊を命じられたタイラーはいつものごとく鼻歌混じりで出撃したが、なんと民間船を誤って撃ってしまい、作戦にも失敗したため、責任をとらされ2等兵に降格になったのだ。それもそのはず「信濃」には自我を持ってしまった人工知能と打倒タイラーに燃える元ラアルゴン帝国宰相ナクラ・ワングが手を握っていたのである。さらにワングはラアルゴン皇帝ゴザ16世を人質に取りドムをまで脅迫するのであった。果してタイラーはこのピンチを乗り越えてワングを倒すことができるのか。