さまざまなエピソードで綴る歴史紀行エッセイ。琉球は、唐の世から、ヤマト世、アメリカ世、そして再びヤマト世と荒波にさらされてきた。明治の初めに王国がなくなるまでの琉球の姿を、バジル・ホール、クリフォード、フォルカード、そしてペリーら“青い眼”の人々の航海記、遠征記などの記録から読み解く。