——デリダ的脱構築は本質的思考ではない—— フッサール現象学を独自に展開させ、言語における意味の本質を「信憑構造」というキーワードによって徹底的に論じた、竹田哲学の集大成。ポストモダニズムによって捏造された「言語の謎」を告発し、現象学による「まっとう」な言語理解に世界ではじめて架橋する画期的論考。 「立ち止まって深く考えること」をタブー化するポストモダニズムと決別し、20世紀末に私たちを覆った〈差異の戯れ〉からの脱出を試みる!
【本書で扱うキーワード】 脱構築・東浩紀・デリダ・主体の死・エクリチュール・差延・記号論・正義のパラドクス・否定神学・指示理論・フッサール・言語コンテクスト・一般言語表象・純粋自我・ハイデガー・信憑構造・超越項・ヴィトゲンシュタイン・言語の多義性……