さまざまな痴呆の症状にとまどいながらも、ついには痴呆を受け入れ、理解しあうおだやかな日々へ。70年ぶりに持った絵筆で個展を開くまでになったマサ子ばあちゃんと家族の3年間を、一家の主婦がありのままにつづった介護日誌。ありのまま痴呆と向きあう。