幕末から明治への激動期に「ぶれない生き方」を貫いた西郷隆盛。その考え方、行動、判断基準……が「十の訓え」として、西郷家に語り継がれている。◆迷ったときは、「損得」でなく「善悪」で判断せよ◆恥は堂々とかけばいい◆「勇気」だけは、誰にも負けてはならない◆理不尽は理不尽のままでよい。自分が理不尽なことをせねばよい……大きく動き出している今の時代にこそ、西郷は何を感じ、思い、動いていたのか――にその答えがあるのではないか。今回、西郷家にいまなお残る歴史的な「秘蔵資料」も初公開。