全国にコンビ二の7倍、お寺の4倍あるというスナック・バー(通称:スナック)。
その誕生は1964年(東京五輪開催の年)。日本の高度成長と時を同じくして、
働く男たちに“今日の癒し”と“明日への活力”を提供してきた場こそがスナックです。
そして、二度目の東京五輪が5年後に迫ったいま、
昭和ノスタルジーだけじゃない、本当に“使える店”、“街の居場所”として、
新たな<スナックムーブメント>が注目されています。
癒しとコミュニケーション、そして人間的成長を求め、街のあちこちでも新しいスナックや“スナック的な場”が続々と生まれています。
男前な夜遊びの必須選択肢にスナックを加えるための一冊。読者に代わってトビラを開け、スナックの世界へ誘います。