茜色、群青色、萌黄色、江戸紫色、珊瑚色、雪色……日本に古来から伝わる美しい伝統色。
今も日々の暮らしの中で息づいている、さまざまな色の由来や、色にまつわるエピソードを紹介した本です。
宝暦元(1751)年に京都で創業した老舗の日本画絵具専門店、上羽絵惣が全面監修。
色の職人たちが厳選した色、220色を掲載しています。
1章 代表的な伝統色
茜色/桃色/丹色/藍/緑青/群青/山吹/紫/藤/胡粉/漆黒
2章 花が由来の伝統色
紅梅/桜色/撫子/牡丹/萩/桔梗/竜胆/金木犀/女郎花/卯の花色 など
3章 植物が由来の伝統色
木賊色/葵緑/萌黄/若苗/亜麻色/梔子色/胡桃/小豆色/香色 など
4章 生き物が由来の伝統色
猩々緋/鴇色/珊瑚/海老茶/象牙/金糸雀/山鳩色/玉虫色/蜥蜴色 など
5章 色の派生、絵具が由来の伝統色
朱/金泥雲母赤口/岩桃/古代紫/紫金末/松葉白緑/鉛丹/黄草 など
6章 そのほか由来の伝統色
京緋色/弁柄色/今陽色/金/玉子色/利休白茶/紺碧/半色 など
上羽絵惣の現代京色
陽光色/雲母桃/ミントアイス/おそら/水茜/いちごみるく/艶紅 など