時代に翻弄され、痛みを抱えながらこの小さな島に暮らしてきた「外省人」と台湾人。“敗北者たち”の声に真摯に耳を傾け、彼らの原点である1949年を見つめ直す。台湾文壇の重鎮による入魂の歴史ノンフィクション。