大集会の手によって抹殺され続けてきた異端者-スカイウォーカー。その三十七番目の黒猫、幽も大気圏に突入可能なポッドを自ら設計し地球儀を目指している。いよいよ、長年の夢を実現する時。しかしその前にすまさなければならないことがあった。生き残るために利用した友人-焔との決着をつける必要があったのである。スカイウォーカー幽と最強のスパイラルダイバー焔。ふたりが激突したとき-。そして果たして幽は地球儀にたどり着くことが出来るのか?鬼才・秋山瑞人が贈る、暖かくておかしくて涙が止まらないSFファンタジー、完結編。