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  • 著者林進/著
  • 出版社八木書店
  • ISBN9784840670142
  • 発行2000年-1月

日本近世絵画の図像学 : 趣向と深意

雪舟・雪村・宗達・山雪・光琳・乾山・抱一・宗季・庸昌・蕭白・蕪村ら計十一人の巨匠の代表作品を考察。これまで見過ごされていた画中の「文字」と、構想の源となった「テキスト」に着眼、画家が画の中に仕組んだ巧妙な仕掛けを謎解きする。随所に見られる画家の細やかな「奇想」(機知に富んだすぐれた構想)を見抜くことで作品に隠された「深意」を探る。本書により絵画の鑑賞法が大きく変わる。これまでの目に見える範囲内で論じる「造形論」や「様式論」主体だった絵画研究から、あまり触れられなかった「主題論」「意味論」に挑む。

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