現代思想の最先端を走り続けるネオ・プラグマティズムの旗頭、リチャード・ローティ。そして教育学に絶大な影響を及ぼしてきたプラグマティズムの巨星、ジョン・デューイ。本書では二人の思想的展開を追いながら、プラグマティズムの教育理論を詳細に再検討し、その現代的意義を問い直す。最新の教育理論を模索した刺激的な論考により、21世紀に必要とされる教育を見つめ直した好著。