本書はアメリカでのユニオン・バスターの歴史を赤裸々に暴露した本である。労使関係の裏側でユニオン・バスターがどのように暗躍してきたのか、法律がどうユニオン・バスターの活動を支えてきたのか、その実態を余すことなく活写して見せた。労働組合の組織率が12%台に低下した背景には、驚くべきユニオン・バスターの活躍が…。