"60歳前後は「筋トレ適齢期」。時間が自由に使えるようになる定年前後は、まさに「はじめどき」です。シニアの運動というと「ウオーキング」ばかりになりがちですが、ウオーキングばかりしていても筋肉は増えません!まだまだ元気な60歳前後、寝たきり予防・転倒防止ばかり考えるのは早すぎです。きちんとした知識を身につけて行えば、少々ハードな筋トレをやってもぜんぜんだいじょーぶ!50ページ以上の写真入り筋トレ実践編も収録。実践編の指導は、NSCA(日本ストレングス&コンディショニング協会)のヘッドS&Cコーチ、吉田直人氏が担当しています。 ★★★筋トレにありがちな「誤解」も全部解決!★★★?歩くことは筋トレになる◯散歩で筋肉は増えません?シニアの筋トレは週1でじゅうぶん◯週に6日座っていては効果はほぼナシ?筋肉をつけると転倒防止になる◯そうとは限りません。筋トレと同時にバランス力も鍛えるべき?筋トレは毎日やる◯休ませないと筋肉は育ちません?シニアは軽い負荷でじゅうぶん◯軽くすぎる負荷では筋トレには不足! ?体幹を鍛えればそれでいい◯健康に効果があるのは大きい筋肉です?シニアこそ肉を食べれば筋肉が育つ◯食べるだけで運動しなければ筋肉は増えません?とにかくジムに行く◯目的なしに入るだけ入っても意味なし?回数をやるほど効果がある◯回数をこなすだけでは効果は出ません?1日じゅうジムにいる人は健康◯さっぱり効果が出ない人ほど長時間ジムにいます?ダイエットするには筋トレよりもウオーキング◯筋トレあっての有酸素運動です!?シニアの筋トレは腰を痛めないようにスローでやるべき◯足腰、膝に障害がなく、負荷が適正でフォームが保てるなら速くてかまいません著者プロフィールもりたにとしお1950年、 兵庫県生まれ。1980年、南カリフォルニア大学大学院博士課程修了(スポーツ医学、Ph.D.)。テ キサス大学、京都 大学教養部助教授、 京都大学大学院人 間・環境学研究科教授を経て2016年から京都大学名誉教 授、京都産業大学・中京大学客員教授。専門は応用生理学とスポーツ医学よしだなおと1976年生まれ、千葉県出身。千葉県私立成田高校、中央大学経済学部卒業。一度は金融業に就職するも、トレーナーの道を選ぶ。ウイダートレーニングラボでヘッドS&Cコーチ、ラグビートップリーグホンダヒートでヘッドS&Cコーチとして5年間従事し、2017年4月よりNSCAジャパンヒューマンパフォーマンセンターヘッドS&Cコーチを務める。 資格:CSCS,NSCA-CPT"