同時代の熱情と感傷を独自のスピードで表す、地上の歌98篇。生きることと書くことをぶつけあうように歩き続ける著者の、詩的存在証明ともいうべき新詩集大冊。〈受賞情報〉萩原朔太郎賞(第19回),藤村記念歴程賞(第49回)