修験道・放生会・修正鬼会などと関連する北部九州の仮面群から、九州脊梁山地の狩猟、焼畑文化、神楽などとの習合がみられる仮面群。そして、南九州の「黒潮の道」・古代神話との接点をもつ仮面群まで、東アジアとの接点もふまえて、十字路を自在に往還する。