「白い海へ」は、主人公が20年前に制作したTVドキュメンタリー「消えゆく海女の集落」にまつわる余話とその後日譚として構想されている。取材過程のエピソードに加え、そのとき中心となった海女のその後の生涯も、もう一つの物語として描いている。