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  • 著者武蔵正道
  • 出版社自由社
  • ISBN9784915237256
  • 発行2000年9月

アジアの曙ー死線を越えて

思い起こせば一九四五年八月一五日、当時の人たちは自分の国が滅亡したということを知らされた。戦争に敗れたということがどんなことになるのか、自分たちがこれからどうなるのか、誰もがまったく為すすべを知らないという有り様だった。そんな混乱の最中、祖国から遠く離れた満州という異国の地で、無惨にも難民となって投げ出された同胞を、一人でも多く、一日も早く、日本へ帰還させようと決起し、危険を顧みず実行実現した若き日の著者。本書は、貴重な記録である。

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