ソフトウェア開発の名著『人月の神話』に書かれている、「神話」の本質、ソフトウェアの本性、そして難しさを、丁寧に解説。ソフトウェアづくりに関する前提知識から、普遍的な難しさである「本質的困難」まで一つ一つ丁寧に紐解き、今まで開発された技術やマネジメント手法が、ソフトウェアの本性にどれくらい迫ったかを吟味、評価する。最後に今後のソフトウェア産業の展望や、期待される明るい未来についての見解をまとめた。