良夫と和雄は、仲の良い友だち。2人の家は他の家と離れてやぶ坂の上に並んでたっている。貧しくて、食べる物もギリギリの毎日だが、心は清い暮らしぶり。人としての生き方の原点が見えてくる物語。〈受賞情報〉日本児童文学者協会賞(第49回)