• 著者京極夏彦
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062752084
  • 発行2005年11月

鉄鼠の檻 3 分冊文庫版

暗闇を見つめて半年、魔境はそこにも、ここにも、あなた達の周りにもある!
「私は半ば望んで壊れたのです」。土牢に閉じこめられていた“あの男”は、久遠寺老人を前にしてそう告白した。ちらつくのは幼女・鈴の影。山内の僧はみな口籠もる。しかも多くを語る間もなく“あの男”もまた撲殺された。犯行の目的は那辺(なへん)にあるのか。もはやこの事件は、世俗の常識の及ぶところにあらず!

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