• Author梨木香歩
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784101253398
  • Publish Date2008年12月

沼地のある森を抜けて

はじまりは、「ぬかどこ」だった。先祖伝来のぬか床が、うめくのだ-「ぬかどこ」に由来する奇妙な出来事に導かれ、久美は故郷の島、森の沼地へと進み入る。そこで何が起きたのか。濃厚な緑の気息。厚い苔に覆われ寄生植物が繁茂する生命みなぎる森。久美が感じた命の秘密とは。光のように生まれ来る、すべての命に仕込まれた可能性への夢。連綿と続く命の繋がりを伝える長編小説。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 萩尾望都と竹宮惠子 / 大泉サロンの少女マンガ革命
  • 後宮の烏 7
  • 後宮の烏 6
  • 聖女の救済
  • 燕は戻ってこない
  • 朝日殺人事件
  • 女のいない男たち
  • 琥珀の夏
  • 高千穂伝説殺人事件
  • 透明な螺旋