「メイク」は化粧品と道具と手を使って作るもの-。しかしそれらを動かすのは自分の気持ちであり、思考であり、本質である。そしてそれらが反映されないメイクはただの上書きにすぎないのだ。「きれい」になるためには、メイクアップという実際的な行為以上に、流行や時や気分に左右されない本質的なことがらを見極め、生活の中にある美意識の素を磨くことが大切。メイクにはその人の内面が如実に表れるのだから。