昭和天皇の弟宮が二十七年間にわたって書きつがれた親王日記。昭和八年〜十二年、28歳〜32歳。若き海軍士官として御研鑽の日々。皇太子(今上天皇)御生誕の喜びを詳しく綴り、政治・軍事的事件に明晰な意見を記す。