2018年は、それまで「蝦夷」と呼ばれていた未開の大地が「北海道」と命名されて150年を迎える節目の年である。これを機に、過酷な自然環境に翻弄されながらも北海道開拓に挑んだ先人たちの足跡をたどり、いかに多くの血と汗と涙、そして思いがこの地に注がれてきたのかを60話に分けて探る。
また北海道の歴史を語る上で避けては通れない和人とアイヌ民族との確執にも大胆に踏み込む。本書は「財界さっぽろ」のホームページ「社長ブログ」に、88回にわたり掲載された「北海道開拓の先覚者達」を加筆修正のうえまとめたもの。〓北の先覚者〓の実像に迫る。