先の参議院選挙では、地域間「不平等」問題への怒りが「地方の反乱」「島根の乱」(山陰中央新報)を引き起こした。しかし、選挙結果は「不平等」問題解決のはじまりにすぎず、これからが肝心である。この解決は、政治家や行政に一任する「お任せ民主主義」では実現しない。いま必要なことは、住民(国民)一人ひとりがよく考え、行動し、大きな流れをつくることである。