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  • 著者河村建夫 伊藤信太郎
  • 出版社水曜社
  • ISBN9784880654409
  • 発行2018年3月

文化芸術基本法の成立と文化政策 / 真の文化芸術立国に向けて

文化財、文化芸術資源は人々の営為、伝統の継承、創造、普及、発展の歴史的蓄積であり、それらの活用と利用、新たな創造の循環が社会の豊かな発展につながってゆく。その根幹となる「文化芸術振興基本法」制定から16年が経過、初の改正が行われた。
 「食文化」の明文化、少子高齢化とグローバル化、情報通信技術の進展、知的財産推進とクールジャパン戦略、観光立国、劇場法や全国で開催されるフェスティバル、東京五輪招致など、様々な社会情勢が、文化芸術のあり様に大きな影響を与えている。 
 本書では「文化芸術振興基本法」成立の意義を改めて確認し、その後の社会、経済、政治への波及と政策の動向、そして真の文化芸術立国に向け、「文化芸術基本法」がどのような役割を果たし、そして「改正基本法」の目指すところはどのようなものなのか、理解を深めるための文化芸術関係者の必携書。

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