1冊の辞書をともに作っていた2人の男はやがて決別し、2冊の国民的辞書を作った。ことばに人生を捧げた2人の編纂者、見坊豪紀と山田忠雄の友情と決別を描いた物語。昭和辞書史最大の謎が今、解き明かされる。〈受賞情報〉日本エッセイスト・クラブ賞(第62回)