1988年、東京芝浦で不明の死を遂げたアイヌ青年酒井衛の生涯を遺稿、肉親および友人の証言で辿る貴重な記録。北方領土問題を含むアイヌ関係資料等を付し、民族問題の根幹に鋭く迫る。本多勝一、花崎皋平、菅孝行、加藤登紀子ほか執筆。