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  • 著者マイケル・J・ホーガン/編著 林義勝/訳
  • 出版社彩流社
  • ISBN9784882029977
  • 発行2005年6月

アメリカ 大国への道

アメリカの建国から第二次世界大戦の勃発までの合衆国の対外関係やその研究に関する最新の状況を分析した論文集。建国初期の共和国、マニフェスト・デスティニーの時代、19世紀後半の帝国主義時代、ローズヴェルトとタフト政権期、ウィルソン期の戦争と平和、1920年代の共和党優勢の時代の外交政策、ヨーロッパと太平洋地域における第二次世界大戦の起源に関する文献を学説史的に検討。8人の執筆者のうち、前半の4人は従来の分析カテゴリーや、現実主義と理想主義、伝統主義と修正主義の間に見られた論争から脱して、次代の歴史家に新しいトピックとアイディアに焦点を絞ることを勧め、後半の論者も、従来のアプローチを批判し、新しい方向性を求め、伝統的な非国家的アクターだけでなく、人種、人種主義、ジェンダーの外交政策への影響、外交におけるイデオロギー、レトリック、政治文化にこれまで以上に関心を払う必要性を指摘。

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