古武術を受け継ぎ、それらを武道体術として統合し稽古する武神館を主宰しています。武神館九流宗家です。ヨーロッパ各国をはじめ、世界に15万人の弟子を擁しています。
その千変万化する、まさに神技としか思えないほどの武術と、型にはまらない融通無碍の人生観、武道観は多くの人を魅了しています。
「生と死を超越しつつ、心と技を一体化させ、生き抜くための武技の練磨を続けてきた忍者にこそ、本当の武術が見られる」「忍者は知らぬ武風はない」と、高名な実戦武術家である著者は述べます。本書は、そうした考え方に則って、たくさんの忍法・武道の技について、著者自ら実技を演じ、それらについて解説と紹介をしていくものです。
著者はまた、そうした各流派の忍法・武術についての、秘蔵の伝書や、未公開の貴重な文献、武者絵、日本刀、武具なども惜しげもなく公開します。