巨大科学において、科学と経済と国家は三位一体となり、生産要素にかかわる役割を担うようになった。本書は、19世紀以来の巨大科学の誕生とその歩みが、国家、社会、経済、伝統的な学問制度と、どのような関わりをもってきたかを明らかにしていく。