1895年から現代に至るまでの日本語教育の流れを軸に、総括的に日本語教育史を分析した研究入門書。特に植民地政策としての日本語教育の実態を様々な資料をもとに明らかにする。また、15〜16世紀の来日宣教師の日本語学習法、日本人漂流民の足跡、明治以降の移民社会における教育、海外の教育機関やテキストなど日本語教育に関わるあらゆる要素を体系的にまとめる。詳細な年表も収録。