きみのいのちは
40億年前に生まれた たった一つの細胞から始まった。
いのちは進化して 木や草やライオンや象になった。
ムカデやタコにならず、きみは まっすぐ人間の道をたどって
いま そこにいる。
それは すごいことだ。まさに奇跡なのだ。
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童話屋のたなかかずお。動物となかよしな絵本作家・あべ弘士。二人がタッグを組んで考えた…描かれるのは宇宙、ビッグバン、地球、いのちの星に生まれた奇跡のぼく。そして今のコンピューター文明まで。壮大な世界の物語を、一冊の詩絵本に込めたらどうなるか?「きみはどこから来てどこへ行く」童話屋版・一大叙事詩です。