本書は比較文化、比較宗教に興味をもつ人々を対象に、ヒンドゥー教と仏教を中心に比較の視点から説明したものである。日本では若者が既成宗教から離れ、カルトが流行する時代であるけれども、本書の読者には比較の視点から宗教の本質を理解してもらいたい。