本書は調査的面接法に関する体系的かつ実践的な入門書である。インフォーマントのプライバシーや人権を十分に尊重しながら、調査的面接法を用いて調査目的に適った実りあるデータをしっかりと収集するにはどのように調査を行えばよいかという視点から執筆。社会心理学、コミュニケーション学、異文化比較研究の3つの分野の知見を豊富に取り入れ、調査的面接のガイドライン、スキル、理論に関する基本的な知識を具体的に紹介している。