昨年5月に急逝した亀倉雄策は、日本のグラフィックデザインの雄として、また世界のKAMEKURAとして、戦前戦後を通じて常にトップを走り続けてきました。本書は、その65年におよぶデザイナー人生を共に生き、今日のデザイン界を築きあげた43人による、追悼の意を込めた作品と、思い出のエッセイで構成されています。あわせて、亀倉雄策がその若き時代について書いた文章を、時代を追って再録しています。