1968年の5月、ニューメキシコのサンタ・フェで開催されたアメリカ考古学会の全国集会。そのシンポジウムでは次のテーマがさまざまな方面より論じられた。「コロンブスのアメリカ発見よりも遥かな以前から、新世界と旧世界の間には、すでに親密な交流が行われていた」…本書はこのシンポジウムより生まれたものである。地球規模の古代文明の交流において日本人はどのように位置付けられるか。