弁護士で僧侶を目指す大平光代さんと、マスコミなどでも活躍中の僧侶・釈徹宗さんという話題のふたりによる初の対談本。大平さんの波瀾万丈の人生経験や、釈さんの専門である比較宗教思想をもとに、いじめや自殺、貧困、介護などをはじめとする現代社会の問題にスポットをあて、地域に根付いた浄土真宗文化(他力の暮らし)を掘り起こしています。混沌としたこの世を仏教(浄土真宗)で生きる糸口が、数多く語られています。