札幌市では不読者の割合が中学生はなんと28%にもなる。でも一番身近であるはずの町の本屋に彼ら向きの本がほとんどないというのでは、とやかく言うことなんてできやしない。そこで反省し、「中学生の棚」を作ることにした。選書の基準はただひとつ、「面白いこと」だけ。賛同してくれた本屋の仲間たちに協力で、500冊のリストができた。そのリストをもとに本をそろえ、共通の帯をつけて、2004年10月、札幌の27書店で「本屋のオヤジのおせっかい"中学生はこれを読め!"」フェアを開催、翌年は道内62店に拡大した。これを読め!500選全リスト掲載。