• Author帯津良一/著
  • Publisherサンガ
  • ISBN9784901679732
  • Publish Date2008年4月

病気になってからの生き方

はじめに・・・・・・・・・・11

第1章 病気という人生のステージを充実して生きる・・・・・・・・・・17 病は「生老病死」の欠かせないプロセス 病気は市民たる者の義務のひとつ 人間全体の秩序が乱れると病気になる 自然治癒力を信じて身を任せる 病気の克服は家づくりと同じ 治る治らないという結果を超えてよりよく生きる 患い上手が元気を取り戻す 生きがいの柱を立て虚空と一体化する 私たちの生命場は最終的に虚空に舞い上がっていく

第2章 人はなぜ体に不調をきたし病気になるのか・・・・・・・・・・49 臓器を含めた空間にある「生命場」 生命場のエネルギーを回復させる自然治癒力 場の医学、自然治癒力の医学が必要 体内を秩序だてていく自然治癒力 自然治癒力を高めるのが治療の基本 自分の場を高めていくのと同時に他人の場を敬う 体内のゆがみを回復させるホメオスタシス 死をどう迎えるかを考えるのがほんとうの健康法

第3章 医療をホリスティックな視点でとらえる生き方・・・・・・・・・・79 患者さんと医療者が信頼し合うことが基本 医療の場にも自然治癒力がある 信頼関係の上に生まれるプラシーボ効果 心構えと治療法をバランスよく組み合わせる 状況に応じ代替療法を組み合わせいく 偏見を排し、あらゆる療法を併用するのがよい 医療ではさまざまな統合が求められる 体とともに気と心を統合していく 人間まるごとをそのままとらえる 人間、地球、生命まるごとの医療をめざす 病気を警告としてとらえ、気づきの契機とする

第4章 体と心と生命を正しく養う自分らしい生き方・・・・・・・・・・117 生命を正しく養い、心をときめかせる 生命場を整える攻めの生き方をする 運動量を調節できるウォーキングが最もよい あるがままに生き、あるがままに命を終える 循環という体全体の根本的な働きをとらえる 血液やリンパ液を滞らせないようにする 自然の摂理にしたがった生活を取り戻す ライフスタイルのゆがみを調える 食事は楽しく、おいしく食べる 地域の場に合った旬のものを食べる 食べ物で体質を効果的に改善できる 体質を改善する漢方粥の作り方 大量の水摂取がよいとは一概にいえない

第5章 気のめぐりをよくして元気を取り戻す生き方・・・・・・・・・・175 気の流れに滞りが生じると病気になる 気は体の中の秩序を高めるように働く ストレスによって生命場に乱れが生じる 体質や心身状態である「証」を見極める 証に合った漢方薬を組み合わせる 陰陽五行説により体系化されている中国医学 気、血、水のバランスの崩れから病気になる 気持ちがよいと思える時間を長く持つ 哀しみを正面からみつめられる人の心は強靭 心のサイクルをひとコマずつ回していく 簡単なリラクゼーション法を実践してみよう

第6章 気候的人間になって自己実現する生き方・・・・・・・・・・213 人間は息とともに生まれ、息とともに死ぬ 吐く息を重視して呼吸するとリラックスできる 循環させるにはまず先に出して捨てていく ゆっくりリズミカルに呼吸する 正気を養い生命場を調える自己鍛錬法 功法は何でもよく、こだわることはない 自分のペースを守って気功的人間になろう 精神の安定と集中が同時に得られる 信心、決心、恒心の三心を樹立させる

第7章 癒しをもたらす代替療法を選択していく生き方・・・・・・・・・・249 絶対に効かないという治療法はない 多彩な代替療法を分類する 自分に合っていそうなものを採用する 自然治癒力を高める各種療法 生命のエネルギーに注目する 心身をリラックスさせ癒し効果につなげる 似たものが似たものを治す療法「ホメオパシー」 物語をもとに症状の全体像を描き出す 場面を思い浮かべて、がんを退治する 効果を断言する場合は疑うべし 決して回復の望みを捨ててはいけない

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