戦後日本をデザインでリードし、事業家であり運動家であった、インダストリアルデザイナー榮久庵憲司。一次・二次・三次という枠組みを越えた産業の仕組みの中で、製品デザイン、暮らしのデザイン、社会のデザインを考え、実体化を図った榮久庵の世界を講究する。