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  • 著者レベッカ・ボンド もりうちすみこ
  • 出版社ゴブリン書房
  • ISBN9784902257342
  • 発行2017年9月

森のおくから / むかし、カナダであったほんとうのはなし

きっと、ずっとわすれない。
人間と動物をへだてていたものがなくなった、あの日のこと──。
これは、いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。
アントニオは、深い森にかこまれた、みずうみのほとりにすんでいました。近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちは、はたらくおとなたち。動物をさがして、ひとりで森を歩くことも好きでした。ある夏、おそろしい山火事がおきました。にげる場所は、ただひとつ──みずうみです。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたそのとき、アントニオの目の前で、思いもよらないことがおこったのです……。
人間と動物の思いがけない出あいを繊細に描いた、胸に迫る絵本です。

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